本とカフェオレと。

~ 現役翻訳者がおしえる英語の楽しみ方 ~

映画の原作本、おすすめです。

英語の本を楽しめるようになりたい!

でも、子供向けの本では、やっぱりちょっと物足りない。。

 

そんな方もいらっしゃると思います。

 

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私自身も、絵本や子供向けの本は大好きですが、そればかりだと、日本語でも英語でも、もう少し読み応えのあるものが読みたくなります。

 

でも、大人向けの本はハードルが高そう。。

難しいかもしれないし、読めるか分からない洋書に手を延ばすのはしんどいですね。

 

そんな時、ずばり、映画の原作本がおすすめです。

 

一番の理由は、「映画の原作は、傑作である可能性が高い」からです。

 

映画にまでなるということは、原作は面白いはずですよね。

日本でも、よく漫画をもとにドラマや映画がつくられますが、実写版がイマイチだったとしても、原作の漫画はほぼ間違いなく面白いものでしょう。

 

また、映画を先に見て事前にどんな話か分かっていると、英語の本も、ぐっとハードルが下がります。

 

配役のイメージもわきますし、外国人の名前が覚えられない・・という方も、「これは、あの俳優だな」というイメージがあればだいぶ読みやすくなります。

 

もともと好きな映画があれば、その原作を手に取ってみましょう。

 

選び方としては、「ストーリーがしっかりあるもの」が良いです。

 

映画の中でも、アクションものや、ホラーなど、映像で魅せるタイプではなく、

恋愛もの、感動ものなど、起承転結がしっかりしている作品を選びましょう。

 

文字だけの世界でも楽しめるものが良いですね。

 

お気に入りの作品を原書で読むなんて、わくわくしませんか?

 

ストーリーが分かっていて、イメージもできているものなら、セリフを追っていくだけでも充分楽しめるものです。

 

情景描写は、見慣れない単語が多かったり、読み取るのが難しいことが多いです。

その辺はひとまず置いておいて、まずはセリフを中心に読んでみましょう。

 

セリフを読んで、「あ、これはあの辺の場面だな」とイメージできたら、その前後もちょっとずつ読んでみる。

よくわからなかったら、また次のセリフに・・などという読み方で良いと思います。

 

一語一句、全部を読む必要はありません。

 

 

大好きな映画の原作本、ぜひチャレンジしてみてください。

 

 

          

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