本とカフェオレと。

~ 現役翻訳者がおしえる英語の楽しみ方 ~

高校で英語が嫌いじゃなかったなら。

高校で英語は嫌いじゃなかった・・でも、それ以来とくに勉強してない。

 

そんな方も多いのではないでしょうか。

 

高校で習う英語は、とてもレベルが高いです。

それなのに、英語は全くダメで・・と思い込んでいらっしゃるとしたら、本当にもったいないです。

 

中学で習う英語をマスターしたら、それは、英語圏で生きていけるレベルです。

高校で習う英語は、中学までの英語ができていないと、決してついて行けません。

 

これは多少の努力ではどうにもなりません。

英語は、ひとつひとつ積み重ねて学んでいくものだからです。

 

高校の英語がそれほど苦でなかった方は、たくさんの英語のコンテンツを楽しむことができるはずです。

 

そんな方に、まずこの一冊をチャレンジしてほしいです。

 

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  Harold and the Purple Crayon(Crockett Johnson 著・イラスト)

 

私が、アメリカで出会った本の中で、一番わくわくした本かもしれません。

子供と一緒に読みながら、この先どうなるんだろう?と、ページをめくるのが楽しかったのを覚えています。

 

古い本ですが、いまだに多くの人から愛される一冊です。

 

文章は、文字数が少ないわりに、倒置法が使われていたりして、読みやすいわけではありません。

 

でも、知らない単語の意味を調べた後は、雰囲気で読んでみてください。

全てをきれいな日本語に置き換えて読む必要はなくて、英語をそのまま雰囲気で味わってみてください。

 

日本語版も出ているようですが、ぜひ英語の世界に飛び込んで、わくわくしてみてほしいです。

 

 

 

 

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